うさぎ小屋 > JUNJUN Gallery > 画像加工ミニ講座1 2003.07.01
当サイトのほとんどの画像をPaintShopPro7を使用して加工している。講座なんてたいそうなものじゃなく、私のWEB向けの画像加工の方法を紹介します。
「OKボタンを押して閉じる」とか「ドラッグしながら線を引く」など手順すべてを書ききれないのでヘルプなどを参考にして下さい。
加工の基本 トリミング
加工の基本 レイヤーを使用する
背景を目立たなくする グラデーションで塗りつぶす
背景を単一色で塗りつぶす
マスクを使って画像を合成する
- ファイルはなるべく保存しておく
- JPEG→PSP形式→JPEGで保存するが、ハードディスクの容量が気になる人は別だけど加工前のオリジナル、加工したPSPファイルはなるべく保存しておく。
- ファイルサイズは小さく、画質はきれいに。
- 基本的に加工や保存を繰り返すと画質は劣化するもの。WEB用ならファイルサイズは小さく、画質はきれいに。PSP形式のファイルをサイズ変更したり、圧縮率を調整して直接最終的なファイルに保存する。
- 加工の基本 トリミング
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- トリミングとは目的にあわせて不要な部分を切り取って構図を整えること。上の左の写真は飼育環境を見せるためならこのままでもいいが、うさぎが主体ならまわりを切り取って右のようにしたほうがよい。その時も縦横の比率をできるだけ統一したほうが見やすくなる。(このサイトでは横250ピクセルを基本としている。)
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- ●ツールパレットから「トリミング」ツールを選び範囲を決める。「選択」ツールでも可能だが、「トリミング」ツールは後から範囲の調節ができて便利。ただし、トリミングは元の画像を加工するのでそのまま保存しないこと。
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- 「トリミング」ツール→範囲決定→[メニュー:イメージ]-[トリミング]を実行→[メニュー:ファイル]-[名前を付けて保存]→オリジナル画像を保存しないで閉じる。
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- 「選択ツール」ツールを使用する場合→範囲決定→「Ctrl+C」コピー→「Ctrl+V」新しい画像で貼り付け→[メニュー:ファイル]-[名前を付けて保存]→オリジナル画像を保存しないで閉じる。
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- ●これから画像を加工する場合は、対象ぎりぎりに切り取ると加工がしにくくなる場合があるので少し大きめにトリミングするのもアリ。
- 加工の基本 レイヤーを使用する
- レイヤーは写真の上に置いた透明なフィルムのようなもの(写真もレイヤーのひとつ=一層目と考える)。そのフィルムに色を塗ることで元の写真に手を加えずに見かけを変化させることができる。
- また、何枚(層)も重ねることもできるし、特定のレイヤーを表示させないこともできる。画像に文字を重ねるときも別レイヤーにしておけば修正や文字を表示する・しないが簡単にできる。ヘルプのレイヤーの概要「イメージ内のレイヤーの例」がわかりやすい。
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- ●[メニュー:レイヤー]-[新しいラスタレイヤー]を実行。これ以降はレイヤーパレットで描画などを実行するレイヤーを切り替えて行う。
- 背景を目立たなくする グラデーションで塗りつぶす
- いちばん簡単な方法だけど肝心のうさぎもボケてしまう。
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●レイヤーパレットで上で作った新しいレイヤーを選択→カラーパレットの前景色、背景色を白に変更→前景色のスタイルをグラデーションに変更→クリックしてグラデーションダイアログボックスを表示→スタイルを円形グラデーション、種類を前景色にフェードに設定→ツールパレットから「塗りつぶし」ツールを選び画像の上でクリックして塗りつぶす。 |
- 背景を単一色で塗りつぶす
- ※自動選択ツールではうまく選択できない場合の方法。上で作ったレイヤーは後で利用するため新しいレイヤーを作成する。
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●レイヤーパレットで上で加工したレイヤーを非表示にする。[メニュー:レイヤー]-[新しいラスタレイヤー]を実行。ツールパレットから「ブラシ」ツールを選び対象の少し外側を線で囲う→囲った線のすぐ内側をツールパレットから「自動選択」ツールで選択。 |
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●[メニュー:選択範囲]-[反転]を実行→カラーパレットの前景色を単色に変更→ツールパレットから「塗りつぶし」ツールを選び選択範囲の上でクリックして塗りつぶす。 |
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●[メニュー:選択範囲]-[選択の解除]を実行→ツールパレットから「ブラシ」ツールを選び対象を縁取るように塗ってゆく。
ブラシでの塗りつぶしが終了したら、塗りつぶした部分を「自動選択」ツールで選択→[メニュー:選択範囲]-[反転]を実行→ツールパレットから「塗りつぶし」ツールを選び選択範囲の上でクリックして再度塗りつぶす。(見た目にはわからなくても色の薄い部分があるとJPEG特有のノイズがでるため) |
背景との境目を自然な感じにするため[メニュー:効果]-[ぼかし]を実行すれば完成。いったんPSP形式で保存する。必要があればトリミングやリサイズを行い[メニュー:ファイル]-[名前を付けて保存]でJPEG形式などでファイルを作成する。元のPSPファイルは保存しないで閉じる。
上の塗りつぶしは時間と見栄えのかね合いで。いくら時間をかけて正確に縁取っても最終的に画像を小さくするなら多少いびつでも「ぼかし」を実行すれば見た目はあまり変わらない。
自動選択したあとで、[メニュー:ファイル]-[選択範囲]-[変更]で拡大、縮小していろいろ試してみるのもアリ。
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レイヤーパレットでレイヤーの不透明度を変化させるとこんな感じになる。 |
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最初に作成したレイヤーを表示させるとこんな感じ。
レイヤーを複製して効果を追加・変更が簡単にできるのでいろいろ試してみては? |
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